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すべての実数について成り立つ
画像の問題と解説について、なぜすべての実数pについて成り立つと
a-2=0 かつ (a-2)^2+4(b-1)=0
と言えるのでしょうか?
-4(a-2)p=1 かつ (a-2)^2+4(b-1)=-1
でも-4(a-2)p+(a-2)^2+4(b-1)=0を満たすのではないでしょうか?
よろしくお願い致します。
回答
こんばんは。
あなたの書いた-4(a-2)p=1 かつ (a-2)^2+4(b-1)=-1のときには確かになり立ちます。
しかしa,bは定数で、 $ p=- \dfrac{1}{4(a-2)} $ のときだけ成り立つのですよね。
「全ての実数pに対して」ですから、pが1でも2でも5.7でも成り立たなければならないのです。つまり、pについての恒等式になる、ということです。
恒等式のところで学習したと思いますが、
$ ax+b=0 $ が恒等式(すべての実数xについてなりたつ)なら、a=b=0 が言えます。証明は教科書にあると思いますが、なければ、xが0のときと1の時の式を作れば証明できますからやってみてください。
これを用いています。pの係数は0、定数項も0です。
これで大丈夫ですか?
わかったとか、まだこのへんがわからないとか、証明してくれとか、コメント欄で反応してください。何も書かれないと、読まれたのかどうかも、役に立ったのかどうかもわかりませんので。よろしく。