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2次関数 最小最大の利用
問題
直角を挟む2辺の和が20cmの直角三角形を作る。その斜辺が最小のとき2辺のそれぞれの長さはどうすればよいか。
xを使った二辺の長さはわかりました。
解説を見ると次に斜辺の二乗をyとしていたのですが、なぜわざわざ二乗にしたのかがわかりません。
公式当てはめて計算するもののようですが、公式の成り立ちを理解していないので二次関数の問題だと知らなければ気づけません。
このような文章問題でまず公式を思いつくにはどうすればいいですか?
回答
おはようございます。
そうですね、斜辺の2乗をyと置くのは不自然ですね。別に2乗にしなくても大丈夫なのですが、きっと解答を書いた人が「関数は ≪y= ≫ の形の方がいい」と思ったのではないかと思います。直角三角形の辺の話なので三平方の定理を利用する、そのとき斜辺の長さそのものではなく、2乗したものをxの関数とかんがえればきれいな関数の形になるから、と思ったのでしょう。斜辺の長さそのものをyとし、yがxの関数だとすると式は
$ y= \sqrt{x^2+(20-x)^2 } $ となっていやな感じだったのでしょう。
別に斜辺の2乗をyとせず、斜辺の長さそのものをyと置いたって大丈夫です。ただし、「yはxの関数、$ y=f(x) $ 」の形にはなりませんが。以下、答案です。
【解答】
斜辺の長さをy、他の1辺の長さをxとすると、残りの辺は(20-x)。このとき
$ y^2 = x^2 + (20-x)^2 =2x^2-40x+400 = 2(x-10)^2 +200 $ ←平方完成
よってx=10のとき $ y^2 $ は最小になる。この時yも最小となる。
よって2辺はともに10cmにすればよい。
(終わり)
さて、あなたが言っている公式はどんな公式をいっているのかわかりませんが、いわゆる公式としては三平方の定理くらいしか使いません。平方完成は2次式が出てきたときにはよく使う、いわばテクニックです。
これで大丈夫ですか?返事など、コメント欄で反応してください。
なるほど、すごく難しく感じますがわかりやすい回答をありがとうございます。 模範解答津に三平方の定理についてなにもなかったので気が付きませんでした。中学で習ったことなので当たり前ですが。。。 たしかに二乗をしたほうが指揮はきれいに見えます。今後似たような問題が多くでるのですごく参考になります。ありがとうございます。