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絶対値

    _33 Yossan (id: 135) (2022年12月4日6:35)
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    |x|が、x<0のとき、|x|=-x ということですが、その導き方として「マイナスのときは-1倍する」とあります。 けれども、実数の、例えば「-7」ならば、その絶対値は「7」になりますよね? それならば、もしxが -7だと仮定したら、その絶対値は7なのですから、それをxに置き換えるとマイナス符号がないxにならないのですか? この論理が理解できません。ご教示をおねがいします。

    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2022年12月4日8:56)
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    おはようございます。 x=ー7のとき、あなたは|x|=マイナス符号がないx と答えます? このあたりに疑問を持つ人は多いです。 確かに|ー7|=7ですから、「マイナスの記号をとればいい」とも言えますが、どうしても取れない場合があります。それは数が文字であらわされている場合です。数学で使う文字って、たいていの場合はいろいろな数の代わりに使います。たとえばaは場面によって3であったりー9であったり、√2であったり、1-√5だったり。そういういろんな値を持つ可能性のある文字aについて、|a|と書かれたらどう表せばいいのか?a=3のときは|a|=3,a=-9のときは|a|=9,a=√2のときは|a|=√2,a=1-√5のときは|a|=√5-1という風に具体的に書けますが、さて、中味がわからない状態で、あるいは中味が変化するようなとき、|a|をどのように答えたらいいか。aが正の場合は問題なく|a|=aです。でもaが負の数のときはどう書けばいいか。 ここで、7ってー(ー7)と書いてもいいじゃない。マイナスの数にマイナスを付けるとプラスになるのだから。マイナスを付けるって数学的にいうとー1をかけることですね。a=-9のとき、|a|=-a=-(-9)=9、これで正しいですね。これがー9はそのまま使ってマイナスの符号を取る方法です。a=1ー√5は負の値だから|a|=-a=-(1-√5)=-1+√5(=√5ー1)でただしいですよね。aの値がマイナスの場合は|a|=-aと書いておけばちゃんと正の値になってくれます。 そういうわけで    $ |a| = \begin{cases} a   (a≧0のとき) \\ -a   (a<0のとき) \end{cases} $ と書いておけば、aの値が何であっても正しいです! マイナス1をかける、でもいいし、前にマイナスの記号をつける、でも大丈夫です これでどうでしょうか? わかったとか、まだこのへんがわからないとか、反論とか、コメント欄にお願いします。
    _33 Yossan (id: 135) (2022年12月4日12:33)
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    たいへんわかりやすい説明をありがとうございます。納得できました。感謝!

    _33 Yossan (id: 135) (2022年12月4日12:41)
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    と言いながら、確認したいのですが、中学の数学で「絶対値は原点からの距離だ」と習いました。だから-7の絶対値は7だと。すると絶対値が-aというのは、どういう距離になるのでしょうか?

    _33 Yossan (id: 135) (2022年12月4日14:37)
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    すみません、さっきは変な質問をしてしまいました。よくよく考えたら、やっと分かりました。 要するに、文字数にはどんな数が入っているか分からない。そして、もしそれが負の数ならば、絶対値記号を外して、数値を代入すると、負の数になってしまう。それでは絶対値とはいえないから、文字数にマイナスをつけておけば、代入いた時に符号が消える。そういうことですね? お騒がせしました。

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2022年12月4日15:46)
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    いいえ。お役に立てたならよかったです。

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