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中3 数学
こちらの問題の解答の解説をお願いしたいです。
回答
こんにちは。私は夜の11時で閉店なもので、夜中の質問の回答は次の日になってしまいます。ゴメン!
さて、昔、といっても10年前くらいには中学3年の「円」の単元に「接弦定理」というのがあって、それを知っていればすぐなのですが、今の中学ではやらないようなので、接弦定理の証明も含めた解説を書きますね。
∠APC=xとします。するとAP=ACより、∠ACP=x。また△APCに着目して∠BACは外角だから
∠BAC=∠APC+∠ACP=2x。AB=CBより∠BAC=∠BCA=2x(ここまでで∠BCP=3xがわかりました。このあとは接弦定理の証明が入ります)
点Cをとおる直径を引き、円との交点をQとします。CQは直径ですから∠CBQ=90°。
よって∠BQC=180°―90°ー∠BCQ=90°ー∠BCQ…①
また円周角の定理より∠BQC=∠BAC。…②
さらに∠QC$l$ =90°より∠BC$l$ =90°ー∠BCQ… ③
①②③より∠BC$l$=∠BQC=∠BAC (ここまでが接弦定理の証明)(下の方を参照してね)
よって∠BC$l$ =2x。
これらをつかうと∠PAC+∠ACB+∠BC$l$ =x+2x+2x=5x=180°
よってx=180÷5=36°
【接弦定理】
弦⓪と、その端で接する接線①で作られる角②は、その角の内部にある弧③に対する円周角④に等しい
今の場合だと⓪はBC、①は$l$ 、②は∠BC$l$、③は弧CB、④は∠BAC となります。
これでわかりますか?
わかったとか、このあたりがよくわからんとか、コメント欄で反応してください。それがないとこれが読まれたのかどうか、役に立ったのかどうかがわかりませんので。よろしく。
理解しました。ありがとうございます。
お役立てたならよかったです。 またどうぞ!