このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
中学 確率
中学 確率の問題です。
(1)〜(3)の解答&解説をお願いしたいですm(__)m
中学数学ですので、PやCは使わずに解説していただけると助かりますm(_ _)m
回答
こんにちは。
(1)からいきますね。
1個目は〇かXの2通り。2個目も〇かXの2通り。どの番でも2通りあるからぜんぶで $2^5=32$ 通り。
(2)は最後が難しい!
$a_1$は〇かXの2通り。
$a_2$は〇〇、〇X、X〇の3通り。
$a_3$は〇〇〇、X〇〇、〇X〇、〇〇X、X〇Xの5とおり。
$a_4$は〇〇〇〇、X〇〇〇、〇X〇〇、〇〇X〇、〇〇〇X、X〇X〇、X〇〇X、〇X〇Xの8通り。
さて、$a_9$ は???もう書いていられません。そこで頭を使います。
しかしこれはかなり難しい部類の問題で、自力で発見するのは難しいと思います。
一度教わって体験して、そういう考えもあるんだぁと頭の隅に記憶しておいてください。
では…難しいよ~
Xが2個続かないk個の並べ方というのはどうやって作れるのだろうか?
まずは(k-1)個の並びにはどれも後ろに〇はつけられますね。
でも(k-1)個の並びのうち最後がXのものにはXはつけられません。(k-1)個の並びのうち最後が〇のものにはXをつけられます。実はそういうものは、その前の(k-2)個の並びに〇を付けてできた(k-1)個の並びなんです!だから(k-1)個の並びの最後にXを置けるのは(k-2)個の並びの数と同じです(わかるかなぁ?難しいね!)。
まとめると、Xが2個続かないk個の並べ方というのは、(k-1)個の並びの後ろに〇を付けた$a_{k-1}$ 個と、(k-2)個の並びの後ろに〇Xをつけたもの$a_{k-2}$ 個の和になります。
結論:$a_k = a_{k-1} + a_{k-2}$ !!!!
だから
$a_5$=5+8=13
$a_6$=8+13=21
$a_7$=13+21=34
$a_8$=21+34=55
というわけで、$a_9$=34+55=89
最後の(3)です
6個並んで終了するってことは、最後の5,6回目はXXですね。さらに4回目は〇でなければなりません。
けっきょく考えるのは初めの3個でXが2つ続かない場合を考えます。
(i)Xが0回…$\left( \dfrac{2}{3}\right)^3=\dfrac{8}{27}$
(ii)Xが1回…1回目か2回目か3回目の3通り…$\left( \dfrac{2}{3}\right)^2\cdot \dfrac{1}{3}×3=\dfrac{12}{27}$
(iii)Xが2回…1回目と3回目しか考えられない…$ \dfrac{2}{3}\cdot \left(\dfrac{1}{3}\right)^2=\dfrac{2}{27}$
Xが3回は無理。
よって求める確率は上の3つの確率の和に4,5,6回目の確率をかければいい!
$\left( \dfrac{8}{27}+\dfrac{12}{27}+\dfrac{2}{27}\right) × \dfrac{2}{3}× \dfrac{1}{3}× \dfrac{1}{3}=\dfrac{44}{729}$
疲れたぜぃ。
これでわかりますか?わからないところがあればコメント欄に書いてください。
いずれにしてもコメントお願いします。読まれたのかどうか、役に立ったのかどうかを知りたいので。よろしく!
(2)は半分数列ですね! ありがとうございます☺️
はい、フィボナッチ数列です。 あれ?あなたは中学生ではないのかあ。 べつに、いいんですけど。 教えているかたですか?
あ、前の質問のコメント欄、見逃してました。了解です!