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命題
この問題が全てわかりません。
答えは2枚目です。
命題の問題が苦手なのでコツなどあれば教えていただきたいです。
回答
じ ふ さん、こんばんは。
この問題は、「論理と命題」の分野というより、「不等式と領域」の分野ですね。
まず、命題がらみでは、(以下、一般的な話です)ここで必要な知識は
条件pを満たすものの集合をP,条件qを満たすものの集合をQとする。
◎2つの集合でP⊂Q(PはQの部分集合である)が成り立つとき、条件pは条件qの十分条件である。
意味は「Pに入っているならばもちろんQに入っている。Qに入っているかどうか考えているときに、Pに入っているということがわかれば十分だ」ということ。
◎逆にP⊃Q(QはPの部分集合である)が成り立つとき、条件pは条件qの必要条件である。
意味は「Pの領域の中にQがあるのだから、Pに入っていなければ絶対にQには入っていないことがわかる。少なくともPに入っている必要がある」ということ。
◎部分集合の関係になっていないときは、必要条件でも十分条件でもありません。
ということです。このことは図と一緒に教科書にあるはずです。なかったらどこかで探してアップします。
それから、この問題の重要な部分は、不等式が表す領域です。
$|x+y|≦s,|x-y|≦s$ というのは、$-s≦x+y≦s,-s≦x-y≦s$ ですが、この不等式の表す領域は何でしょうか?
(内緒の声:斜めになった正方形だよ)←これはわかりますか?
$x^2+y^2≦8$ が表す領域は何でしょう?これは円の内部および周ですね。
条件pを満たすx,yの集合Pが斜めになった正方形。条件qを満たすx,yの集合が円。
この二つの集合が部分集合の関係になるかどうか。
sの値の大小により、正方形が大きくなったり小さくなったり。
意地悪じゃないですよ!回答はとりあえずここまで。
もう一回挑戦して、やっぱり分からなければ言ってください。
しっかり考えれば、分かるんじゃないかなぁ。期待してますが。
=============追加===============
集合Pは4点(s,0)(0,s)(-s,0)(0,-s)を頂点とする正方形。sがかなり大きくなれば正方形も大きくなり、集合Q(円)をすっぽり含み、QはPの部分集合になります。このとき、pはqであるための必要条件。逆にsが小さくなると正方形も小さくなり、円の中に入ってしまいます。このときpはqであるための十分条件。
図からs=4のとき(円が内接する)とs=2√2(円が外接する)のときが境目の値です。
s≧4のときはpは必要条件。s≦2√2のときは十分条件。2√2<s<4のときはどちらも部分集合ではないので必要条件でも十分条件でもありません。
これでソからトがわかります。
これで大丈夫ですか?コメント欄に返事を書いてください。
それぞれ図示することはできたのですがどのようにして必要条件などを判別するのかが分かりません。よろしければ解説いただきたいです。
はい、上の回答に追加します。
なるほど!理解できました!ありがとうございました🙏
おはようございます。お役にたてたのなら良かったです。