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広島大学 2011 確率(3)
模範解答のように、余事象を使う考え方自体は理解できました
青文字で記載したように考えると誤りになってしまうのはなぜでしょうか
(なぜか画像がボヤけてしまうようです、ごめんなさい)
回答
こんにちは。はじめてのかたですね。よろしく。
3人が異なれば勝者が1人になります。それは確かです。でも3人がすべて異ならなくても勝者が一人に決まることもありますね。それは2人が同じ数を引き、もう一人の人はそれより大きい数を引いた場合です。青字の答案ではそれが抜けています。
余事象を考えるのが一番ですがあえてあなたの続きを考えると、
勝者が1人に決まり、他の二人がそれより小さい同じ数を引く場合を考える。
勝者になる人の選び方は3とおり。1人と2人の数字の選び方は、2種類選んで大きい方がAにすればいいから
$_nC_2=\dfrac{n(n-1)}{2}$ 通り。よって2人が同じ数で勝者が1人になる確率は
$ \dfrac{3 ×\dfrac{n(n-1)}{2}}{n^3}=\dfrac{3(n-1)}{2n^2}$
これをあなたが求めた「3人が異なる数字で1人が勝者になる確率」に足せば
$\dfrac{(n-1)(n-2)}{n^2}+\dfrac{3(n-1)}{2n^2}=\dfrac{(n-1)(2n-1)}{2n^2}$ となって正解が得られます。
これで大丈夫ですか?
わかったとか、まだこのへんがわからないとか、コメント欄に返事を書いてください。それがないと読まれたのかどうかも、役に立ったのかどうかも分かりませんので。こちらの意欲にかかわるので、よろしく。
理解できました 仰る通り、「出てきた数字は2つのみ・(ある人が出した数)が(残りの2人が出した数)より大きい」というパターンの検討が欠けていました 迅速な解答、ありがとうございました
お役に立てたならよかったです。またどうぞ。