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一橋大学積分

    りぷ とん (id: 1869) (2023年3月24日23:28)
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    不等式の変形が分かりません

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    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2023年3月25日9:47)
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    こんにちは。初めての方ですね。よろしく。 解答のない問題集ですか?学校の課題でしょうか? 方針は,任意のxに対して$-1\leqq \sin x \leqq 1$であることを使います。 不等式の真ん中の辺を、三角関数の合成を使って1つにします。 すると$-2\leqq \sqrt{x^2+y^2} \sin (\theta + \alpha) \leqq y+1$ となり、しかも$ -1 \leqq \sin (\theta + \alpha) \leqq 1 $ です。 すると、$-\sqrt{x^2+y^2} \leqq \sqrt{x^2+y^2} \sin (\theta + \alpha) \leqq \sqrt{x^2+y^2} $ だから、 $-2 \leqq-\sqrt{x^2+y^2} \leqq \sqrt{x^2+y^2} \sin (\theta + \alpha) \leqq \sqrt{x^2+y^2} \leqq y+1$ $-2 \leqq-\sqrt{x^2+y^2} $ を整理すると、$x^2+y^2 \leqq 4$ という円の内部になりますよ。 次に、$\sqrt{x^2+y^2} \leqq y+1$ を整理してまとめると、$y \geqq \frac{1}{2} x^2 -\frac{1}{2} $ という放物線の上側になります。ただし$y+1 \geqq 0$ の範囲ですが、これは満たしています。 不等式の処理はここまで。あとは定積分の問題になりますので、お任せします。 もちろん、途中や、積分で質問があれば、コメント欄に返事を書いてください。あ、これで分かった場合でも、コメント欄に「わかった」とでも書いてください。 次、(2)です。 これはαとβですから合成というわけにはいきませんね。 αもβもお互いに無関係に動くので、結局$\cos \alpha ,\sin \beta$ はかってにー1から1までの値を動きます。 じゃ、$x^2 \cos \alpha +y \sin \beta $がもっとも小さくなるのは$\cos \alpha =-1$ で、かつyが正なら$\sin \beta =-1$、yが負なら $\sin \beta =1$ のときです。もっとも大きくなるのは$\cos \alpha =1$ で、かつyが正なら$\sin \beta =1$、yが負なら $\sin \beta =-1$ のときです。よってこんな式にまとめられます(あ、まとめなくても、場合分けでもできます)。 $-x^2-|y| \leqq x^2 \cos \alpha +y \sin \beta \leqq x^2+|y| $ これより$-1 \leqq -x^2-|y| \leqq x^2 \cos \alpha +y \sin \beta \leqq x^2+|y| \leqq 1$ $-1 \leqq -x^2-|y| $ であればいいので、$x^2-1 \leqq y \leqq -x^2+1$ 2つの放物線に囲まれた部分ですね。 また、$x^2+|y| \leqq 1$ は上と同じになり、新しい情報は得られません。 よって$x^2-1 \leqq y \leqq -x^2+1$ が範囲。あとは定積分。 やりとりしながら解決のお手伝いをします。 これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないとか、コメント欄に返事を書いてください。それがないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわかりませんので。よろしく。2回目以降もです。
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