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この証明は高校数学の範囲でできますか?数1 数と式
①有理数は整数,有限小数,循環小数のいずれかになる。②逆に整数,有限小数,循環小数は分数で表すことができ有理数である。
①の証明って教科書の文章で証明になりますか?
②の証明って高校数学の範囲内でできますか?いきなり逆も成り立つと出てきました。
あとなぜaとbを正の整数に限定しているのでしょうか?
回答
こんにちは。初めての方ですね。よろしく。
①は立派に証明になっていますね。
有理数の定義は $p=\dfrac{a}{b}$ (ただし、aは整数、bは正の整数)と表される数です。
pが整数にならないときは、とりあえず分数ですが、それを小数に直そうとしたら有限で割り切れるか、さもなければ小数は循環してしまうことを示したので、整数、有限小数、循環小数しかないですね。循環しない無限小数は有理数ではないということです。
②整数、有限小数、循環小数が、とにかく$p=\dfrac{a}{b}$ (ただし、aは整数、bは正の整数)と表されることを示せばいいです。pがもともと整数なら $p=\dfrac{p}{1}$ と書けますので有理数だということが示せます。。pが有限小数なら 、$p=\dfrac{p}{1}$ と書いた後、分母分子を必要に応じて$10^n$ 倍して分子を整数にすれば、$p=\dfrac{a}{b}$ (ただし、aは整数、bは正の整数)となりますからやはり有理数ですね。最後の循環小数を分数に方法はあります。習っていますか?
習ってなければ、「循環小数を分数になおす」で検索すればたくさん出てきますから、そちらを読んでください。たとえば
https://univ-juken.com/junkan-shosu
の下の方に例題があります。
ということで、逆も成り立ちます。
最後の質問はもっともです。その印刷物で、なぜa,bともに正といっているのかわかりません。それより前になにか条件でもあるのかな?一般的には、すでに書いたように、
有理数の定義は $p=\dfrac{a}{b}$ (ただし、aは整数、bは正の整数)
と表される数です。
これで大丈夫ですか?
これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないとか、コメント欄に返事を書いてください。それがないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわかりませんので。よろしく。以降も同様にね。
回答ありがとうございます。②の「循環小数を分数になおす」ですが具体例で成り立つことは分かります。これを一般的に表すことは数1の範囲内ではできないのでしょうか?
一般的に、とはどういう意味ですか?そもそも循環小数の一般形が無いので、ある程度は言葉も使いますね。n桁で循環するばあい、「小数に10のn乗をかけたもの引く元の小数を計算して…」というのでは、あなたが考える「一般的」ではないのかな?