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337(2) グラフを書け
解説に漸近線を求めるためにy-xの極限を求めていますが、これはどういうことでしょうか?y-xという発送はどこからきたのでしょうか?
回答
こんばんは。
斜めの漸近線についてですね。
この問題では
x→∞のとき4/x→0だから、漸近線が $y=x$ になることは、式を見れば解っているという状況だと思います。そのうえで、答案上きちんと説明を書くためにやっていることです。
$y-x$ となっていますが、そのココロは…
漸近線が $y=x$ であることは見え見えなので、 $y=x$ と$y=x+\dfrac{4}{x}$ との差が0に近づくことを示せばいい。
厳密には $y_1=x+\dfrac{4}{x}$ 、 $y_2=x$ と区別して、 $y=1$ と $y_2$ の差の極限を調べます。
$\lim_{x \rightarrow \infty} (y_1 - y_2)=\lim_{x \rightarrow \infty} (x+\dfrac{4}{x}-x)=\lim_{x \rightarrow \infty}\dfrac{4}{x}=0 $
と書くべきところを、$y_1$ はそのまま$y$ で、$y_2$ は $x$ で書いたのです。
漸近線がわかっていて「それが漸近線であることを示さなければならない」というときに、
(もとの関数ー漸近線の式)→0を示せばいいのです。
ここでは元の関数がy(=x+4/x)、漸近線が(y=)xです。
漸近線が明らかではないときは、別の方法、たとえば(元の関数/x)の極限値aを求めてから…、とかは参考書にあると思います。ネットで漸近線の求め方を検索すれば出てきますよ。
これで大丈夫ですか?わかったとか、まだこのへんがわからないとか、コメント欄に返事を書いてください。