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微分

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2023年7月6日22:23)
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    なぜ最後の所で逆の確認が必要なのでしょうか?よろしくお願いいたします。

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    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2023年7月6日23:02)
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    音弥さん、こんばんは。 そういうところにこだわってみるのは数学的にすごくいいことです! こういうのは知っていますか? 2つの円 $C_1:(x-a)^2+(y-b)^2=c^2 ,C_2:(x-d)^2+(y-e)^2=f^2$ が2点で交わる時、その2交点を通る直線の方程式は $\big((x-a)^2+(y-b)^2-c^2\big) -\big((x-d)^2+(y-e)^2-f^2\big)=0$ である。とい公式(?)があります。これは、あくまでも「2円が2交点を持つときには」という前提がついています。 例えば、 $C_1:x^2+y^2=1 ,C_2:(x-3)^2+y^2=1$ のときにも、その式に入れるとある直線が求まるのですが、実際は2円は交わらないので、それは「2円の交点を通る直線」ではありません。 このように、前提が必要な議論を、その前提を確認しないまま議論すると、誤ったあり得ないような答を出してしまうことがあります。 この解答の議論は、2つのグラフが交点を持つのかどうか確認しないまま($\sqrt{x}=e^{ax}$ が解を持つかしらべてない)、(あるとして)交点のx座標をtとして議論を進めて、ある結論(a=-2)を出しています。これでは、この結論は正しいのかどうか判断できません。そもそも交点を持っていないかもしれません(事実、aが正である程度大きければ交点は存在しません)。交点に関しては未確認なのです。そこで、a=ー2のときに本当に交点があるのかを確認しなければなりません。それが「逆に…」なのです。ここではa=ー2のときのグラフの略図示して「確かに交点を持つ」「だから交点のx座標をtとした議論は正しいんだ!」といっています! 数学的には、この作業は必要です。議論の前提が成り立っているのか確認しないまま議論して、ある結論を得た時には、その結論の時はたしかに前提としたものが成り立っていますね!ということを言わなければなりません。 けっこう数学的には面白い話題です。 これで大丈夫ですか?いつものようにコメント欄に返事を書いてください。
    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2023年7月7日23:19)
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    存在すると勝手に仮定して議論を進めてるので、最後に存在することを示さないといけないのですね。理解できました。ありがとうございました!

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2023年7月8日21:01)
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    そのとおりです!

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