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表す式の意味と成り立たない時どうすれば…
2つの隣合う自然数で挟むためにやってるのは何となくわかるんですが、それであっているのでしょうか、、
それからなんか上手く掴めないというか、√3とかだと出来なくて、考え方が違うのか分からないので教えてください。
回答
はちみつさん、こんばんは。
あなたの質問は、いつも自分の頭で考えた独自のもので、感心し、いいなぁと思っています。答える方も、単なる計算の説明と違って、やりがいがあるし難しい。前回のもそうでしたよ。
さて、うまく疑問を解消できるか心配ですが、私の考えを伝えます。
①連続した整数で挟まないと、整数部分は決まりません。あなたのノートの4行目では「整数部分11」とありますが、それはまだ決まりませんよ。11.4かもしれないし、12.8かもしれないので、整数部分としては11か12のどちらか、という結論しか出ません。11と13ではなく、連続した整数で挟まなくては決まりません。
②問題(5)の選択肢2がベストの方法だというわけではなく、これなら(これでも)連続した整数で挟めるという1つのやり方です。2つの平方根の不等式を足して、左辺右辺を連続した整数にするために両方の幅を1/2にして挟めれば、足すと1だけ大きくなれる、というのです。言葉では説明しきれないので、例を示すと、
$m<\sqrt{29}<m+\dfrac{1}{2},n<\sqrt{41}<n+\dfrac{1}{2}$ を満たす整数(自然数)m、nを見つけて、2つの不等式を足せば
$m+n<\sqrt{29}+\sqrt{41}<m+n+1$ という具合に左辺右辺は連続した整数になるのです。これでも解けるのです。それぞれの不等式を2乗してみれば、m=5、n=6がわかりますよ。これで$\sqrt{29}+\sqrt{41}$ を11と12で挟めましたね。
③選択肢2もそれぞれの不等式の左辺右辺は$\dfrac{1}{2}$ ずつの幅があるので、足せば$\dfrac{m+n}{2},\dfrac{m+n}{2}+1$ となって、幅が1になります。これで整数部分は決まります。だから選択肢2が正解。
④下から3行目、あなたが書いた√3の式では、m=3が決まるし、√15ではn=7と決まってきます。左辺はなにも整数でなくてもいいのです。
うまくあなたの疑問に答えられたか心配ですが。
これで大丈夫ですか?わかったとか、まだこのへんがわからないとか、コメント欄に返事を書いてください。
すごい腑に落ちました、ポイントは幅を1にするってことですね! 1/2倍しても、幅が1になって、連続する自然数になると、、 いつもありがとうございます!!!
ほんと?お役に立ったようでよかったです。
こういうことって、一斉授業の中では説明してくれないでしょうし、あなたの疑問を他の人も感じているかわからないし、やはり個人的に聞くしかないですね。学校の先生にしつこくまとわりつけばいいのですが。案外先生も質問されると喜ぶものです(例外もあり)!