このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
見えない円
(2)(3)がわかりません...
どういう考え方をすればいいのでしょうか
(2)(3)がわかりません...
どういう考え方をすればいいのでしょうか
どういう考え方をすればいいのでしょうか
回答
(2)
以下の図1のように点$\rm P, Q$を結びます。
(1)がわかっていらっしゃったら出てきたと思いますが、点$\rm A, P, Q,C$ は同一円周上の点なので(※証明は下方に書きます)
$\angle \rm AQP= \angle ACP =60^\circ \dots$ ①
同様にして
$\angle \rm BQP=\angle BDP=60^\circ \dots$ ②
ゆえに①②より
$\angle \rm AQB=\angle AQP+\angle BQP=120^\circ$
(3)
(2)より点$\rm P$の位置によらず $\angle \rm AQB=120^\circ$ であり、
図2のように、点$\rm P$ が $\rm A$ から $\rm B$ まで動くとき、点$\rm Q$ は線分 $\rm AB$ の上に立つ円弧上を $\rm A$ から $\rm B$ まで動く。
求める長さはこの円弧 $\stackrel{\Large \frown}{AB}$の長さである。
図3のように、この円弧の円を円 $\rm O$(中心を $\rm O$)とすると、円周角 $\rm \angle AQB=120^\circ$だから、これに対応する中心角は $240^\circ$。したがって点 $\rm Q$ 側の $\angle \rm AOB=120^\circ$。
よって
$\stackrel{\Large \frown}{AB}$の長さ $=$ 円$\rm O$の円周の $\dfrac{1}{3} \dots $ ③
図3のように 中心 $\rm O$ から $\rm AB$ に垂線を下ろして足を $\rm M$ とすると、$\rm OM$ は $\rm AB$ の垂直2等分線になるので
$\rm AM=BM=6$ [cm]
また $\rm \triangle OAM$ は $30^\circ, 60^\circ$ の直角三角形だから
$\rm AM : AO = \sqrt{3} : 2$
∴ 円$\rm O$ の半径 $\rm AO =\dfrac{2}{\sqrt{3}} AM$
$ =\dfrac{2}{\sqrt{3}} \times 6$
$ = 4\sqrt{3} $ [cm] $ \dots$ ④
よって③④より
$\stackrel{\Large \frown}{AB}$の長さ $=$ 円$\rm O$の円周の $\dfrac{1}{3}$
$= 2\pi \times 4\sqrt{3} \times \dfrac{1}{3}$
$= \dfrac{8\sqrt{3}}{3}\pi$ [cm]
(※)点$\rm A, P, Q,C$ が同一円周上にあることの証明。
図4を参考にする。
$\rm \triangle PAD$ と $\rm \triangle PCB$ において
$\rm PA=PC$ (正三角形 $\triangle \rm PAC$ の一辺) $\dots$ (a)
$\rm PD=PB$ (正三角形 $\triangle \rm PBD$ の一辺) $\dots$ (b)
$\rm \angle APD=\angle APC + \angle CPD = 60^\circ + \angle CPD$
$\rm \angle CPB=\angle BPD + \angle CPD = 60^\circ + \angle CPD$
∴$\rm \angle APD=\angle CPB \dots$ (c)
ゆえに (a)(b)(c)より2組の辺とその間の角が等しいので
$\rm \triangle PAD ≡ \triangle PCB$
∴$\rm \angle PAD=\angle PCB$
よって $\rm \angle PAQ=\angle PCQ$となり円周角が等しいことから
点$\rm A, P, Q,C$ は同一円周上にある
(2)
以下の図1のように点を結びます。
(1)がわかっていらっしゃったら出てきたと思いますが、点 は同一円周上の点なので(※証明は下方に書きます)
①
同様にして
②
ゆえに①②より
(3)
(2)より点の位置によらず であり、
図2のように、点 が から まで動くとき、点 は線分 の上に立つ円弧上を から まで動く。
求める長さはこの円弧 の長さである。
図3のように、この円弧の円を円 (中心を )とすると、円周角 だから、これに対応する中心角は 。したがって点 側の 。
よって
の長さ 円の円周の ③
図3のように 中心 から に垂線を下ろして足を とすると、 は の垂直2等分線になるので
[cm]
また は の直角三角形だから
∴ 円 の半径
[cm] ④
よって③④より
の長さ 円の円周の
[cm]
(※)点 が同一円周上にあることの証明。
図4を参考にする。
と において
(正三角形 の一辺) (a)
(正三角形 の一辺) (b)
∴ (c)
ゆえに (a)(b)(c)より2組の辺とその間の角が等しいので
∴
よって となり円周角が等しいことから
点 は同一円周上にある
以下の図1のように点を結びます。
(1)がわかっていらっしゃったら出てきたと思いますが、点 は同一円周上の点なので(※証明は下方に書きます)
①
同様にして
②
ゆえに①②より
(3)
(2)より点の位置によらず であり、
図2のように、点 が から まで動くとき、点 は線分 の上に立つ円弧上を から まで動く。
求める長さはこの円弧 の長さである。
図3のように、この円弧の円を円 (中心を )とすると、円周角 だから、これに対応する中心角は 。したがって点 側の 。
よって
の長さ 円の円周の ③
図3のように 中心 から に垂線を下ろして足を とすると、 は の垂直2等分線になるので
[cm]
また は の直角三角形だから
∴ 円 の半径
[cm] ④
よって③④より
の長さ 円の円周の
[cm]
(※)点 が同一円周上にあることの証明。
図4を参考にする。
と において
(正三角形 の一辺) (a)
(正三角形 の一辺) (b)
∴ (c)
ゆえに (a)(b)(c)より2組の辺とその間の角が等しいので
∴
よって となり円周角が等しいことから
点 は同一円周上にある