このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
定義、定理、公式について
数学の勉強について質問かあります。
先ほど合成関数の勉強をしていました。
参考書の解法をノートに書き写してたところ、
0<a<A ↔︎ 1/a > 1/A > 0 ・・・①
というところから、値域を求めている記述があります。
①は、言われてみれば、成り立つことはわかるのですが、言われないと思いつきません。
数学が得意な人は、
①のような、定義?定理?公式?は、
頭に入ってるのでしょうか。
それともその場で思いつく?のでしょうか?
回答
こんにちは。
ま、別に定理とかいうほど大げさなものではないですが、
0<a<bのとき、全体を積ab(←正の数)でわれば、
$0<\dfrac{1}{b}<\dfrac{1}{a}$
となります。これを逆に使うことも多いです。
これは、頭の片隅にでも入れておいて、分数の大小関係が問題になったときに、引き出しから出せるといいです。
この問題に限っては、べつにそんなことを持ち出さなくたって大丈夫ですよ。自分の言葉で説明をかけばいいのです。
<分母の$x^2-2x+3$ は2次関数だから、グラフを考えると頂点のところで最小になるなぁ。>と思って、平方完成し、頂点のy座標すなわち分母の最小値を求めます。
以下、答案:
$x^2-2x+3=(x-1)^2+2\geqq2$
よって分母は2以上なのだから、その逆数は$\dfrac{1}{2}$ 以下。
ただし、分母がいくら大きくなっても分数の値は0以下にはならないので、
$0<y\leqq\dfrac{1}{2}$
(終わり)
これで十分だと思います。
これで大丈夫ですか?
ご回答ありがとうございます。 大丈夫です。 分数の関係は、 頭にいれて、 引き出しにしまっておきます! ありがとうございました。
お役に立てたならよかったです。またどうぞ。