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2次不等式について。
2次不等式についてなんですが、
(例え) x²+x-2>0
という2次不等式があったとします。
これの答えは因数分解して(x+2)(x-1)>0
(答え) x<-2、1<x
ここまではあってますか?
因数分解した後の(x+2)(x-1)>0というのは
(x+2)>0と(x-1)>0の2つがあるということですよね?
この二つを()を外してxについて解くと、
(x-1)>0は
x-1>0 ()外す
x>1 移項
て感じで答えと同じ、
でも次(x+2)>0
x+2>0 ()外す
x>-2 移項
って感じで答えと違うのでは?ということです。
回答
アップルさん、こんにちは。初めての方ですね。よろしく。
「(x+2)>0と(x-1)>0の2つがあるということですよね?」というところが勘違いしているようです。
高校生なら、2次不等式は、2次関数のグラフを利用して、視覚的に解を求めることが多いです。そのやり方のほうは大丈夫なのですね。
あなたの質問は、関数とかグラフとか関係なしに、数の問題として考えています。
すると $(x+2)(x-1)>0$ という式は、$x+2$ と $x-1$ (カッコがついていてもなくても同じです)の掛け算の積だと見ます。
2つのものの積が正なので、次の2つの場合が考えられます。
①$x+2>0$ かつ $x-1>0$
② $x+2<0$ かつ $x-1<0$
①の時は$x>-2$ かつ $x>1$ ですので、「-2より大きく、かつ1より大きい」を満たしているxの範囲は「1よりおおきい」ですので、ここから解(適する範囲)の一つ $x>1$ が得られますね。
②の時は$x<-2$ かつ $x<1$ ですので、「-2より小さく、かつ1より小さい」を満たしているのは「xはー2より小さい」ですので、ここから2番目の解(適する範囲)$x<-2$ が得られます。
よって、この不等式の解は2つの部分に分かれていて、 $x>1$ と$x<-2$ とわかりました。
何によらず、AB>0なら「A>0かつB>0 か A<0かつB<0」が考えられるし、
AB<0なら「A>0かつB<0 か A<0かつB>0」が考えられます!
試しに $x^2+x-2<0$ を解いてみてください。ノートをアップしてくれればアドバイスしますよ。
2次不等式は2次関数のグラフを利用した方が速いですよ。
これで大丈夫ですか?
これを読んだら、分かったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、コメント欄に返事を書いてください。会話型を目指しています(笑)。コメントがないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、がこちらではわかりません。よろしく。
ありがとうございます。私はAB>0をAとB別々の式で考えてしまっていたということですね。 ずっと悩んでいたので助かりました。ありがとうございます。
(x+2)(x-1)<0もグラフで解いてみました-2<x<1であってますか? もう1つ、『何によらず、AB>0なら「A>0かつB>0 か A<0かつB<0」が考えられるし、 AB<0なら「A>0かつB<0 か A<0かつB>0」が考えられます!』というのは不等式の性質ですか?真だと証明されているのですか?
①お役に立ったのなら、よかったです。 ②はい、合っています。 ③不等式の性質ではないです。実数の積の規則です。同符号の2数の積は正、異符号の2数の積は負、というやつです。>0や0<は正とか負という言葉を式で表しているということなんです。数学の「式」は文章と同じなんです。文章題の内容を式にすれば方程式や不等式になるし、式から、その意味を考えてやれば文章になります。