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ベクトル

    らいと (id: 2493) (2023年10月10日18:16)
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    こちらの問題の(1)です。 ベクトルPQの大きさが最小となるのは、L1とベクトルPQ、L2とベクトルPQが垂直になる時という部分を直感的に理解することはできたのですが、友だちにうまく説明することができませんできた。 どのように説明できるか教えていただきたいです。

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    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2023年10月10日20:22)
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    らいとさん、こんばんは。 つっこまれると、実は論理がすこし甘いのですが、普通はこんな風に説明されます。あなたもそうしたのかもしれませんが。 ねじれの位置にある2直線の距離とは、両直線上の2点間の距離の最小値だ、と定義します。 またL1上の点PとL2上の点Qで、PQ⊥L1、PQ⊥L2であるような点P,Qを考えます。この2点間の距離をdとします。 L1上の点で、Pとはxだけ離れた異なる点をP'とします。P'Q間の距離は $\sqrt{d^2+x^2}>d$ となり、dより大きくなるので最小ではなくL1,L2の距離ではない。同じくL2上の点で、Qよりyだけ離れた点をQ'とすると、PQ'間の距離は $\sqrt{d^2+y^2}>d$ となり、これもdより大きくなるので最小ではなくL1,L2の距離ではない。よってPQが最小値で、すなわち2直線間の距離になるでしょ! らいとさん、私に突っ込まないでくださいね。あとは自己責任で(笑)説明に使ってください。 もうひとつ。 初めは空間内で平行な2数直線L1,L2を考えます。おなじ数値の点を結ぶ線分(0と0'を結ぶ線分、1と1'を結ぶ線分、…mとm'を結ぶ線分…)がすべてL1,L2に垂直であるように置きます。そのあと(ま、どこでもいいのですが)0と0’を結ぶ線分を回転軸としてL2を回転させるとL1,L2はねじれの位置になりますね。0と0’を結ぶ線分の長さは変わりませんが、他の点を結ぶ線分の長さはすべて長くなります。例えばL2上の2’が移動して2’’になったとしたら、三角形22’2’’は直角三角形になり、22’’は斜辺になり、もとの22’の長さより大きくなります。というわけで、ねじれの位置にある2直線の距離(2点間の距離の最小値)は2直線に垂直な線分の長さになります。 その事実(両直線に垂直)を使わなくても、P,Qをパラメータs、tを用いて表し、距離の2乗の式を作ればs、tの2次式になりますから、まずsに関して平方完成し、残りをtについて平方完成すれば、それが最小値になるs、tは求まりますよね。 あと、あなたのノートの式はちょっとおかしいですね。 ①ベクトルPQとm1やm2との内積ですね。 ②内積の行の最後がベクトルの形をしていますが、それは減点されますよ。内積だから実数になるので、イコールの次はその下の式になるはずです。
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