このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
さいころの目の最大値の解き方について
「1個のさいころを繰り返し3回投げる。このとき、出る目の最大値が5となる確率を求めよ。」
という問題について
よくある解き方として、(5/6)^3−(4/6)^3という解き方があると思います。この理屈はわかります。
しかし、5が1つ必ず出るとして、その確率が1/6、として、あとの2個のさいころの目は1〜5のどれが出ても最大値は5となることから、
(1/6×5/6×5/6)×3C1でも解けるような気がしたのですが、答えは違くなります。
後者の考え方はどこが間違っているのでしょうか。
教えて頂けたら幸いです。
回答
わい Yさん、こんばんは。初めての方ですね。よろしく。
それは誰しもよくやる間違いですよね。たしかに、なぜ違うのかの説明のほうも難しいです。よ~く考えながら読んでくださいね。
3個のさいころでやる場合と、3回投げる場合とがありますが同じです。3回投げる時は順番を気にします。3個を投げる時にはA,B,Cと名前を付けて考えますよ。
て、初めにあなたが考えた5が出た1回は何回目の話ですか?
1回目かもしれないし…①、3回目かもしれません…②。
もし1回目に5が出て、3回目にも5が出たら、それは①②のどちらで考えた方に入っていますか?
5が1回しか出ないなら「×3C1」でもいいですが、ほかにも5が出ることがあるのだから、そう単純ではありません。
模範的なその解答以外には、場合分けをする方法もあります。これならきちんと出ます。
場合1:5が1回しか出ない場合
場合2:5が2回だけ出る場合
場合3:5が3回出る場合
これらは排反事象ですから、それぞれの確率を足せば求められますよ。
これで大丈夫ですか?説明する方もなかなか苦労が要るところです。
3回ではなく、3個と考えた方がわかりやすいかもね。
これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、コメント欄に返事を書いてください。へんじがないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわからないのです。コメント、よろしくお願いしますね。
「5が1つ必ず出るとして、その確率が1/6、…」というのは曖昧過ぎるのです。
その結果、5-2-5という出方を2回べつに考えてしまっていることになっています。
くさぼうぼうさん 回答ありがとうございます。 実はおっしゃられた 場合1:5が1回しか出ない場合 場合2:5が2回だけ出る場合 場合3:5が3回出る場合 を別のサイトで拝見したことがあるのですが、その解き方と(1/6×5/6×5/6)×3C1 の違いも今一つ腑に落ちないのです。 例えば、5が一回だけしか出ない場合も、(5,4,4)といったさいころのの出方はあって、その「4,4」の出方を2!通り考えることと、(5,4,5)の3!/2!通りを考えることと何が違うのだろう、なぜ改めて場合分けが必要なのか?が腑に落ちずにいます。 自分でももう少し考えてみますが、もし、こうだよという考え方がありましたら、教えて頂けたら嬉しいです。 まずは回答ありがとうございました。
くさぼうぼうさん そうか、例えば(5,4,5)という目の出方の一回目の5と三回目の5の、どちらが「必ずし一回出る5」つまり1/6の5であるかが、 (1/6×5/6×5/6)×3C1 の解き方ではわからない、ということでしょうか。 少しわかってきた気がします。
そうです、そうです!!
類題をオーソドックスな解き方と、この場合分けの解き方両方で解いてみて、理解を深めていきたいと思います。 ありがとうございました。
どういたしまして!またどうぞ。