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曲線上の点を通る接線
写真の(2)の問題です。
解説の点Aのx座標tを、tだけの方程式で求めるところで、右下の「点(2,1)で接する場合、t=2が重解になる」という解説の意味がわかりません。よろしくお願いします。
回答
しみ りつさん、こんにちは。初めての方ですね。よろしく。
最初からこんなことを書くと戸惑わせてしまいますが、この解説は少しおかしいと思います。
下から5行目のtについての3次方程式は、どの点から接線を引けば(2,1)を通るかを調べている方程式です。
この方程式の解になったtの値をx座標に持つ点から接線を引けば点(2,1)を通ります。
ですから、解が重解であろうと単解であろうと、その点で接線を引けばいいだけなのであって、t=2、-1となったら「x座標が2のところと1のところで接線を引けばいい」となります。
よくある問題では与えられる点が曲線外のことが多いのですが、この問題はわざわざ曲線上の点を与えておいて、その点を通る接線を求めよと言っているので、(2,1)で引いた接線は条件に合います。
なにも重解だから(2,1)での接線になるわけではありません。
重解が接点になるような話は、2曲線(直線でも)の交点のx座標を求める時に問題になります。交点を求める方程式が重解なら、その点で2曲線は接しています。その時は重解であるという情報が接線と結びつきますが、この問題のtは交点ではなく、接線を引く場所をtと置いているので、tは「ここで接線を引けばいいですよ」という情報しかありません。
迷わすような回答でわるいけど、ここでは重解だからどうのこうのという議論は不要です。
これで大丈夫ですか?
これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、コメント欄になにか返事を書いてください。
返事がないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわからないのです。
コメント、よろしく。
とてもわかりやすかったです tの方程式は、接線のなかで(2,1)をとる場合の他の点を調べているということですね 納得できました ありがとうございました
お役に立ったのならよかったです。またどうぞ!