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不等式 なぜ共通範囲なんですか?
不等式を解くときになぜ共通範囲にしないといけないのですか?合わせた範囲だと何がいけないのですか?下の画像の(Ⅲ)までは解けましたが、最後Ⅰ~Ⅲの共通範囲をとるところがわかりませんでした。
回答
とつひさん(ひとつさん?)、こんにちは。
いやいや、この問題ならあなたの考えでいいのですよ!
共通部分が答になってはいません。
(i)(ii)(iii)の範囲を合わせたものが答です。
(i)で3から4、(ii)で2から3。あわせて2から4ですので。
3のところは等号が入っていますから大丈夫だし。
連立不等式とか、すべての不等式を満たす範囲を求めるだとか、そういうときには共通部分になりますよ。
これでどうでしょうか?
わかったとか、まだ疑問が残るとか、コメント欄になにか返事を書いてください。よろしく。
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追記 20:00
まず、連立不等式ですが、連立方程式の時と同じく「両方の式を満たすものを求める」ということになります。それが連立という言葉の意味です。
連立方程式 $x+y=5\cdots①,2x-y=1\cdots②$ を解くということはもう機械的にできるのでしょうが、意味は①を満たす解(x,y)=(-2,7)、(2,3)、(2.8,2.2)、(3,2)、(2,3)、(10,-5)などたくさんあり、②満たす解(x,y)=(1,1)、(-3,-7)、(2,3)、(0,-1)などたくさんありますが、①②の「連立」方程式の解は、両方の式を満たす(x,y)を求めるので、(x,y)=(2,3)が連立方程式の解というわけです。
連立不等式でも同じように考え、$x+3>4\cdots①,2x-5<1\cdots②$ という連立不等式では、まず①を解いてx>1。つまりxは1より大きい数なら不等式①を満たすことが分かり、②を解いてx<3。つまり3より小さい数なら②を満たすことが分かります。「連立」不等式ですから、「両方の不等式を満たす数」を求めることになり、2つの解x>1とx<3を共に満たす「1より大きく、しかも3より小さい数」が解になります。このように連立の時は2つの解の共通部分が答になります。
「すべての不等式を満たす範囲」というのは、連立と同じで、(学年が書いてないので、2次関数を学習したのかどうかわかりませんが)2次関数でいろいろな条件が付いてきてそれらが不等式で表わされる条件が多く、3つも4つもの不等式をすべて満たすような範囲を求める時はそれぞれの不等式の解の共通部分を答えます。
これで大丈夫ですか?
学年、または一般の方とか、教えてくれると、説明がしやすいです。
どうして連立不等式やすべての不等式を満たす範囲を求めるときは共通部分になるのですか?詳しく教えていただけると嬉しいです。。。いまいち共通範囲とあわせる範囲の違いが分からず使い分けができていません。。。。
上の回答に追記したので、読んでください。
丁寧にありがとうございます!!よくわかりました!私は4月から高校3年生になるものです!
お役に立てたならよかったです。高校生活最後の1年ですね。有意義にお過ごしください。質問、またどうぞ!