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論理記号

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年4月4日9:22)
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    ①や②のような書き方だと同値で結べないため、どうしたものかと思い調べてみたら否定記号なるものを見つけて用いて見たのですが(③)、この使い方は正しいでしょうか? よろしくお願いいたします。

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    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年4月4日9:58)
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    音弥さん、こんにちは。 ①は確かに←ですが、②は⇔なのでは? ③はそれでいいと思います。 ¬(x=0∧y=0)⇔(x≠0∨y≠0) です(ド・モルガンの法則)ので、②も⇔でしょう。 ちゃんと書くと、¬(x=0∧y=0)⇔¬(x=0)∨¬(y=0)  補集合のところででてきた $\overline{ A∩B }=\overline{A}∪\overline{B}$ と同じです。 否定の記号は¬で、書くときは行の真ん中あたりがいいと思います。 これで大丈夫ですか?
    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年4月4日10:47)
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    ありがとうございます。 ②についてなのですが、ドモルガンの法則やベン図を用いる事で①と同値であることは理解出来たのですが、以下の考え方は何故だめなのでしょうか? 自分は②を画像のように考えて実際に具体的な(1,0)という点を考えてみた際に、⑤が③と同値である時はたしかに(1,0)は棄却されないが、⑤が④と同値である時は(1,0)が棄却しまうため、②はPが原点と異なるとは同値とはならない。 と考えてしまったのですが、この考え方だと何故ダメなのでしょうか?

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年4月4日11:21)
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    ⑤から③∨④は無理でしょう。そのような変形の規則はないです。⇔と∨について分配法則は使えません。→なら使えますが。それに③も④も偽ですし。

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年4月4日11:24)
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    あれ?ド・モルガンの法則でわかるのは②と①じゃなくて②と③じゃない?

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年4月4日12:39)
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    ②と③でした。 同値記号は分割できないのですね。では→の場合で、 「①v②→③」⇔「①→③v②→③」は成り立ちますか?

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年4月4日13:19)
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    はい、OKです。論理式としては大丈夫ですが、①②③の中味は、前のやつではないですよね。

    綾野 穂香 (id: 2794) (2024年4月4日17:41)
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    『任意の命題 ①, ②, ③ について「(①v②)→③」⇔「(①→③)v(②→③)」は成り立ちますか?』という意図の質問であれば、答えは成り立ちません。コメントでは数式を綺麗に表示できないため、解説を回答として書いておきます。

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年4月5日23:02)
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    音弥さん、間違えてました。ゴメンナサイ。綾野さんの説明通り、同値ではありません。左から右はいいのですが、右から左は必ずしも成り立ちません。失礼!

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年4月6日13:06)
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    承知しました!ありがとうございます。

    綾野 穂香 (id: 2794) (2024年4月4日17:41)
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    くさぼうぼうさんの回答へのコメントに関する解説です。$A, \ B, \ C$ を命題とするとき、$(A \lor B) \implies C$ と $(A \implies C) \lor (B \implies C)$ は一般に同値ではありません。$A, \ B, \ C$ に具体的に真や偽を割り当てることで、同値かどうかが分かります。今回は、命題が $3$ つあるため、$2^3$ 通りの割り当て方があります。割り当てた結果を表にまとめると、 $$ \begin{array}{c:c:c|c:c|c:c:c} A & B & C & A \lor B & (A \lor B) \implies C & A \implies C & B \implies C & (A \implies C) \lor (B \implies C) \\ \hline 偽 & 偽 & 偽 & 偽 & 真 & 真 & 真 & 真 \\ \hdashline 偽 & 偽 & 真 & 偽 & 真 & 真 & 真 & 真 \\ \hdashline 偽 & 真 & 偽 & 真 & 偽 & 真 & 偽 & 真 \\ \hdashline 偽 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 \\ \hdashline 真 & 偽 & 偽 & 真 & 偽 & 偽 & 真 & 真 \\ \hdashline 真 & 偽 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 \\ \hdashline 真 & 真 & 偽 & 真 & 偽 & 偽 & 偽 & 偽 \\ \hdashline 真 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 & 真 \end{array} $$ のようになります。$A$ が偽, $B$ が真, $C$ が偽のとき、$(A \lor B) \implies C$ は偽ですが、$(A \implies C) \lor (B \implies C)$ は真です。真偽が一致しないため、$(A \lor B) \implies C$ と $(A \implies C) \lor (B \implies C)$ は任意の命題 $A, \ B, \ C$ について同値とはいえません。命題によっては、偶然と真偽が一致することはありますが、あらゆる命題に対して成り立つわけではありませんので、一般的な推論規則として使うことはできません。 また、$A \iff (B \lor C)$ と $(A \iff B) \lor (A \iff C)$ が一般に同値でないことも、同様の表を書くことで確認することができます。
    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年4月4日18:16)
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    誤りのご指摘、ありがとうございます!なるほど確かに中央の矢印で、左向き矢印は成り立たないですね。ちゃんと真理値表を書くべきでした。直感で答えてしまったようです。

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年4月6日13:07)
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    ありがとうございます! 理解できました!!

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