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複素数平面

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年5月19日21:32)
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    一枚目の画像の方針でωの軌跡を出すにはどうすればよいでしょうか。 二枚目が解答です。

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    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年5月20日10:44)
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    音弥 さん、こんにちは。 複素数平面の問題は、なるべくなら複素数の世界の中で解くのがいいですが、xy平面に戻すという手もあります。 あなたがRe(z)やIm(z)を持ち出した時点で、複素数平面の世界から離れ始めているように思います。 Re(z)=x、Im(z)=yとしてxy平面に戻っていると思うのです。 Re(z)+Im(z)=1/2などはxy平面の世界です。 それならもう $w=X+Yi=\dfrac{1}{z}=\dfrac{1}{x+yi}=\dfrac{x-yi}{x^2+y^2}$ として、これとx+y=1/2(0≦x≦1/2)からxを消去してX,Yの関係を導く方向ではどうでしょうか? それほどらくな計算とは思えませんが、Re(z)やIm(z)を持ち出し、結果的にRe(wの式)などからwの満たす条件を求めるのは大変そうです。 と、私は思うのですが、綾香さんあたりがうまい解答を書いてくれるかもしれません。
    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年5月21日18:48)
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    ありがとうございます。 一度このやり方でトライしたところ、yのパラメータを消去した時に4通りの分数&√入りの等号式が出てきて諦めてしまいました。ただ、理論上は解けました! ありがとうございます!

    綾野 穂香 (id: 2794) (2024年5月21日22:03)
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    y を消去する際は X/Y が単純な式になることに着目すればよいです。X/Y=(yの式) を y について解き Y=(yの式) に代入すれば計算を進めることができます。

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年5月21日22:40)
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    分母が共通である所に着目出来ていませんでした。再トライしてみます。

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年5月21日23:03)
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    できました!ありがとうございます

    綾野 穂香 (id: 2794) (2024年5月20日18:36)
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    $\mathrm{Re}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)+\mathrm{Im}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)=\dfrac{1}{2}$ が分かっているのであれば、$\omega=X+Yi$ とおいて、$\mathrm{Re}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)$ や $\mathrm{Im}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)$ を直接計算する手法が有効です。$\dfrac{1}{\omega} = \dfrac{X-Yi}{X^2+Y^2}$ より、$\mathrm{Re}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)=\dfrac{X}{X^2+Y^2}$ および $\mathrm{Im}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)=\dfrac{-Y}{X^2+Y^2}$ です。これを $\mathrm{Re}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)+\mathrm{Im}\left(\dfrac{1}{\omega}\right)=\dfrac{1}{2}$ に代入して整理すれば $(X-1)^2+(Y+1)^2=2$ が得られます。この関係式から $\omega$ の軌跡は分かりますが、必要であれば複素数の絶対値の定義を用いて、$|(X-1)+(Y+1)i|^2=2$ より $|(X+Yi)-(1-i)|=\sqrt{2}$ よって $|\omega-(1-i)|=\sqrt{2}$ のように $\omega$ を復元することができます。 $\textbf{\textsf{(追記: 2024年5月20日21:06)}}$ くさぼうぼうさんの解法も私の解法も、xy平面上の軌跡問題に帰着させるという発想は共通です。$\mathrm{Re}(z)$ や $\mathrm{Im}(z)$ を持ち出した時点で、この発想に辿り着くのは、私も自然な流れだと思います。くさぼうぼうさんの解法では、$\mathrm{Re}(ω)$ や $\mathrm{Im}(ω)$ を $\mathrm{Re}(z)$ や $\mathrm{Im}(z)$ で表して、$\mathrm{Re}(z)$ と $\mathrm{Im}(z)$ を消去するという方針を選んでいます。この方針を選ぶと、$\mathrm{Re}(z)=\dfrac{1}{2}-\mathrm{Im}(z)$ を代入し、さらに媒介変数 $\mathrm{Im}(z)$ を消去するという複雑な計算を行う必要があります。そこで、私の解法では、$\mathrm{Re}(z)$ や $\mathrm{Im}(z)$ を $\mathrm{Re}(ω)$ や $\mathrm{Im}(ω)$ で表して、$\mathrm{Re}(z)$ と $\mathrm{Im}(z)$ を消去するという方針を選んでいます。この方針を選んだ場合は、$\mathrm{Re}(z)+\mathrm{Im}(z)=\dfrac{1}{2}$ に代入することで、同時に二つの変数を消去することができます。このように、変数を消去する手間が少ないのはどちらかという観点で問題を見ると、計算量を減らす工夫ができます。
    くさぼうぼう : (id: 1236) (2024年5月20日20:02)
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    あ、穂香さんでした、ごめんなさい。書いたとたんに回答が!神出鬼没ですね!

    綾野 穂香 (id: 2794) (2024年5月20日21:08)
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    いえいえ。回答を書いてみたものの、本質的にはくさぼうぼうさんと同じ解き方をしています。

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年5月21日19:13)
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    ありがとうございます。 この解法を用いてとくことができました。もう一つ追加の御回答の所で質問なのですが、z(x,y)とした時、今回はX=~の形になおすとx、yのいずれもが入った式が出てきてYでもx, yのいずれもが入った式が出てきたため計算が面倒くさくなり、逆にX=~の所がxだけの式やY=~の所がxだけ、またはyだけの式で表わされた時はうまくいけそうだな、と感じたのですがこの計算が面倒くさくなるところと面倒くさくならないところの境目はどこになるのでしょうか?

    綾野 穂香 (id: 2794) (2024年5月21日22:00)
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    境目を簡潔に言い表すのは難しいと思います。X=(xだけの式), Y=(xだけの式) であっても、y を消去する手間がないだけで、x を消去する手間が残っています。(xだけの式) の部分が複雑な式である可能性があるため、具体的な問題を設定せずに x の消去にかかる手間を見積もることはできません。くさぼうぼうさんの解法も、複雑な部分は x を消去する作業より、その後の X=(yだけの式), Y=(yだけの式) から y を消去する作業に見えます。これであなたの疑問に答えられているでしょうか?

    6E30茂木 音弥 (id: 1979) (2024年5月21日22:38)
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    その場の状況に応じて適切に対応できるように今回教えて下さった解法の道筋を自分のものにできるように頑張ります。 ありがとうございます!

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