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因数定理
写真のような、因数定理の定番問題の解き方がわかりません。
特に、赤線で引いてあるところがなぜそうなるのかがわかりません。
教えて下さい!
回答
Yukoさん、こんにちは。
2乗の因数があるときは因数定理で解くときにやりにくいのですが、この手を覚えれば大丈夫ですので、ぜひマスターしてください。
P(x)を(x-1)²でわるとき、P(x)という代わりに①式の右辺といってもいいので、「①式の右辺を(x-1)²で割ると2x-3余る」ということをしてみるのです!
①式を割るということは、(x-1)²(x+2)Q(x)を(x-1)²で割り、R(x)も割るということですね。それらの割り算のあまりの合計がこの割り算の余りになります。すると(x-1)²(x+2)Q(x)は(x-1)²で割り切れるのでここからは余りが出ません。この割り算の余りは、どうやらR(x)という2次式を(x-1)²で割ったときに出る余りそのものになるようです。でももう出てくる余りは知っています。2x-3です。
以上より、R(x)を(x-1)²で割ると2x-3余ります。2次式を2次式で割っているので商は0次すなわち数です。これをaとおくと、
R(x)=(x-1)²×a+(2x-3) と書けることが分かります。①式にこれを代入し、未知数はaのみ。あとはこの式にx+2で割ったときの因数定理を使えば未知数aが求まるのです。
これで大丈夫ですか?これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、返事を下さいね。
あまりにしか注目していなかったのですが、このような問題の時はかける数に注目する場合もあるのですね。今回もわかりやすい説明ありがとうございます。解くことができました。
あ、それならよかったです。またどうぞ!