このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
式の変形がわからない(不定方程式)
青枠で囲っている部分がなぜこのような式変形になるのかわかりません。
回答
わんこ わんわん さん、こんばんは。
実は、説明するのが大変です。その解説に書いてあることがほとんどすべてなので、それをじっくり読み解くしかないのですが。少しは追加できそうなので、書いてみます。役に立つかどうか心配なのですが。
まず、ユークリッドの互除法は大丈夫ですね。ユークリッドの互除法で①②③式を作り、③で余りが1になったので
1=186-37×5…①’ としておきます。
②①も同様にして
37=409-186×2…②’
186=2231-409×5…③’
という3つの式を用意します。
本来やりたいことは=1となる式を探すので、逆に1=という順に逆に攻めていくのです。
①’→1=186-37×5
この式に②’の37があるので代入しますよ。
①’&②’→1=186-37×5=186-(409-186×2)×5
186は③’にあるので、この式を186について整理してから代入します(このまま2カ所に代入してもいいのですが)。
①’&②’→1=409×(-5)+186×11
これで③’が代入しやすくなったので代入します。
①’&②’&③’→1=409×(-5)+(2231-409×5)×11
409が2カ所にあるのでまた整理して
①’&②’&③’→1=2231×11+409×(-60)
というわけで=1になる状態を作りたいために1=からユークリッドの互除法の余りを利用して2231と409を使った式にさかのぼったのです。
いやぁ、説明が難しいのだけれど、なんとか考えを追ってください。
なぜこんなことをするのかを考えると大変なのですが、「こうやるとうまく=1になる式が作れるんだ!」と覚えましょう。一つのテクニックです。不定方程式の整数問題では必ずと言っていいほどこの方法で解きますのでね。
これで大丈夫ですか?ここがちょっと…というようなところをさらに突っ込んできいてください。
なんとか考えて式変形がどうなってるのか理解できました!ありがとうございました!
大丈夫ですか?顔を見ながらの説明ではないので、役に立てたのか心配でした。またどうぞ。