このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
9の掛け算の法則
小学3年生の息子が以下の9の掛け算の法則を見つけたのですが、なぜこのようになるのか、理由がわかりません。
小学3年生に分かるようにご教示いただけると幸いです。
具体的には以下の法則となります。
9×かける数を考えた場合、
■ かける数が1~10の場合、積の1の位は10-かける数の1の位、10の位以上はかける数-1となる
■ かける数が11~20の場合、積の1の位は10-かける数の1の位、10の位以上はかける数-2となる
以下同様に、
■ かける数が91~100の場合、積の1の位は10-かける数の1の位、10の位以上はかける数-10となる
■ かける数が991~1000の場合、積の1の位は10-かける数の1の位、10の位以上はかける数-100となる
※積の1の位において、かける数の1の位が0の場合は0
この法則を9×1234567890で試してみると、
1の位はかける数の1の位が0なので0、10の位以上は1234567890-123456789=1111111101、となるので、答えは11111111010となる。
以上、よろしくお願いいたします。
回答
長谷川 亮 さん、こんにちは。初めての方ですね。よろしく。
小3ですか!面白いことを見つけましたね。そういう法則を発見する力はものすごく大事だと思います。ほめてあげてください!!発見したことの後半「10の位以上は…」のところは「10の位以上は、かける数ひく(かける数の1の位をなくした数に1を足した数)」と言うことができます。
さて、小学生だということですから、数学の文字は使えないので…。
9は10-1ですから、9にある数をかけると、かけた数の10倍からかけた数を引くことになりますね。
(式で書くと9A=(10-1)A=10A-Aです。)
ここで、かける数Aの1の位をb、10の位以上の数をaとします。
たとえば456ならa=45、b=6です。
10A-Aを縦書き計算でやると、図のように、1の位は0ひく「かける数の1の位b」ですが、引けないので隣から10を借りてきて「10-b」が答の1の位になりますね!これがご子息さんの行っていたことの前半です。
次に、10の位以上の引き算ですが、さっき1を貸していますので、10Aの2桁目以上はA-1になっています。ここからa(かける数の10の位以上)を引きますので、10の位以上の結果は(A-1)-aとなりますが、これを両方に1を足してA-(a+1)と考えても大丈夫です。ここがちょっとわかりずらいかも。がんばって説明してあげてください!
その結果、ご子息の発見した後半のことが言えます。「10の位以上の引き算は、かける数ー(かける数の10の位以上の数に1を足した数)」となります!
□□□□□□□b0
ー□□□□□□□b
ーーーーーー
□□□□□□□bがかける数A
□□□□□□□がa
これでなんとかなりますか?会話型を目指しています。これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、コメント欄に何か返事を書いてください。返事がないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわからないのです。コメントよろしく。
くさぼうぼうさん、はじめまして。 早速のご回答ありがとうございます! ご教示いただいた内容で息子に説明したところ、理解してもらえました。 本当に助かりました。ありがとうございます!