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複素解析
回答
なるほど!留数定理が使える形で考えるのですね。ただ、 |∫[Cn] f(w)/w(w-z)dw|≦|∫[Cn] 1/w(w-z)×1/sinw dw| + |2πi/z^2| ≦L/n^2×2π×4(2n+π) + 2πM/n^2 L,Mは正の定数 この部分がいまいち分からなかったです。どういう考え方を使ったかだけでもいいので教えていただけないでしょうか
平日は仕事があるので、すぐに返信できないです。すいません。 ※講義等で証明された事実をうまく利用して、必要ない部分は省略してください。 【質問を解決するためのポイント】 (事実1)C上で、|f(z)|≦M (Mは正の定数)であり、Cの長さがL以下のとき、 |∫[C] f(z)dz|≦ML が成り立つ。 ※この事実は学習済みのはずです。この評価式を利用します。 (事実2)R(Z)が有理関数で、(分子の次数)≦(分母の次数)-2 を満たすとき、 |z|が十分大ならば、|R(z)|≦K/|z^2| が成り立つ。 ※この事実は一般の有理関数に対するものなので、未習の場合、今回は図から評価式を与えた方が簡単です。 【質問について】 |∫[Cn] 1/w(w-z)×1/sinw dw| + |2πi/z^2|≦L/n^2×2π×4(2n+π) + 2πM/n^2 L,Mは正の定数 はなぜか? 【質問に対するアプローチ】 上記の事実1を使うために、|∫[Cn] 1/w(w-z)×1/sinw dw|について、 Cn上で、|1/w(w-z)|≦L/n^2, |1/sinw|≦2π、|Cn|=4(2n+π)を確かめる。 |1/w(w-z)|≦L/n^2については、事実2を使う。 |1/sinw|≦2πについては、1/sinw=2i/{e^(iz)-e^(-iz)} を使い、 正方形Cnの縦の辺と横の辺で場合分けをして、評価式を与える。