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絶対値の不等式の証明
ポイント7より、確認問題7も両辺を二乗して解くのですが、(a,b)の大小関係などが示されていないのに何故IaI+IbI,Ia-bIなどが共に負でないと分かるのでしょうか?
またa<0,b<0かどうかも分かりませんが、この場合の事はどう考えれば良いのでしょうか?
解説お願いいたします。
回答
ひなた さん、こんにちは。
絶対値記号がついたら、それは中味の正負にかかわらず、とにかく0以上の数ですよ。
|3|=3、|-5|=5、|-π|=π、|ー√2|=√2、|0|=0、|4-9|=5、…
|aーb|もa、bの大小にかかわらず0以上です。|5-8|=3、|8-5|=3。
|a|≧0、|b|≧0なので|a|+|b|≧0です。
|2.1|+|-6.8|=2.1+6.8=8.9。
安心してください(笑)。
なお、確認問題7の(1)は両辺が0以上であることは確実なので両辺の2乗を比較すればできますが、(2)は右辺の正負はわかっていません。したがってこれは単純に両辺を2乗して比較することはできませんから注意してね。
これで大丈夫ですか?まだ疑問が残るようなら教えてください。
回答ありがとうございます。 絶対値同士で掛け算されている所がよく分からないのですが、これらは絶対値をまとめたり、外したりといった事は出来ないのでしょうか?
絶対値同士の掛け算は、掛け算の絶対値に出来ます。 |a|×|b|は|ab|にできます。逆のことも大丈夫ですよ。なにか具体的な数で確かめてみてください。 あるいは|a||b|=|ab|を証明せよ、を2乗どうしの比較でやってみて。 「外したり」とは?どういうことかな?
回答ありがとうございます。 絶対値を外せないのはa,bの値が不明の為 ex). a=-4,b=3とした時、 ab=-12 ≠ labl=12 となるので文字の絶対値は付けとかなければならない。 という事であっていますでしょうか?
はい、文字で正負が分からない場合は外せませんね。 あるいは絶対値記号の中が0以上か負かで場合分けして外すのならできますよ。必要に応じてやります。 これで大丈夫ですか?
ご丁寧に答えてくださりありがとうございます。 お陰様で納得できました。
どういたしまして!お役に立ったのならよかったです。