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確率
34番の(1)についての質問です。
解説で分母の計算が6Pnになる理由がわかりません。黒玉は最後に出るので5Pnになると思ったのですが、なぜこのように計算するのでしょうか?
回答
五 五 さん、こんにちは。
分母に来る数は、最後が黒に決まったものではなく、すべての起こりうる場合の数です。
ですから黒を別扱いにして5個の配列を考えるのではありません。
回答の[1]の場合は3個目までの出方について調べているので、黒も含めた6個の中の3個の配列を考えています。
だから分母は6P3。分子は正しくは2P2×1P1です。1P1は黒の出方ですが1個しかないので解答では省略していますね。
[2]では4個目までの出方を調べているので、分母は黒も含めた6個ですので6P4。分子の最後にはほんとうは4個目の黒について1P1をかけますね。
これで大丈夫ですか?コメント欄になにか返事を書いてください。よろしく。
[1]の6P3は球が1つ、2つ、3つ出て終了するパターンを全て考えている数でそれが全てのパターンになるんでしょうが、いまいちイメージできません。直感的には分子が3つの球が出る場合なら、分母も3つ球が出る時の場合の数になるような気がしてしまいます。
分母は「1つ、2つ、3つ出て終了するパターン」ではないです。終了とは関係なく、とにかく球を3個取り出す取り出し方ですよ。「分母も3つ球が出る時の場合の数になる」6P3だからちゃんと3個の玉を考えてますよ。3個取り出す取り出し方は6P3通りあるが、そのなかに赤赤黒になっているものは2P2×1P1ある、ということですよ。これで大丈夫ですか?
問題文の「黒球を取り出したとき袋から取り出すことをやめる」という条件は分母の計算には関係ないということですか?
そうですよ。分母はあくまでも考えられるすべての場合の数です! 「コインを投げて、表が出たらやめるとする。1回でやめる確率は?2回でやめる確率は?」のとき、分母はどうしますか?
それぞれ2×1と2×2ですか?
2と2×2ですね。最後の「表」をのぞいたら。分母がなくなったり2だけになってしまいます。やめるという決定の回も考えに入れますでしょ?
2回で終了するとき直接確率を求めると1/2×1/2ですから、確かにやめる回も考えに入れないと計算がおかしくなりますね。 コインの例を樹形図にしたら、イメージ的にも理解できました。分母の計算は今まで通りに、全ての場合の数を計算するだけなのですね。 何度も返信してくださって、ありがとうございます。
どういたしまして。納得ですか?またどうぞ!