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合同式
黄色いマーカーの部分がわかりません
どうして6余ると言えるのですか?
回答
忠さん、こんにちは。
ちょっと解説の説明が変ですねぇ。
2とおり回答しますよ。
6≡ー1(mod7) は「6を7で割ったら余りがー1です」というふうに解釈されますね。
普通は6÷7は商が0で余りが6としますが、それは「あまりは0以上割る数未満の整数」という制限をつけている時です。
合同式ではその制限を外していますよ。
6÷7では1を商に立てて余りがー1とする考えもできますし、2を商に立てて余りがー8だと言っても正しいのです。
6≡ー1(mod7) は「6を7で割ったら余りがー1です」とい解釈は納得できますか?
実際に縦書き計算(筆算)をして商に1を立ててみてごらん。
合同式は交換法則が成り立ちます。
a≡bならばb≡aも成り立ちます。
6≡ー1(mod7) をー1≡6(mod7) とみればこれは「-1を7で割ったら余りが6」というふうにも解釈できます。
これはー1÷7で商をー1立てると余りが6になるということです。縦書き割り算(筆算)をしてみればわかると思います。
あなたがそこに書いているように商として0を立てれば余りはー1ですが、商としてー1を立てちゃうのです。
合同式は割り算と全く同じなのではなく、
a≡b(mod c) とはa=cq+b が成り立つようなqが存在するよ、という意味なのです。
qとしてー1を使えば-1=7×(-1)+6がなりたつので-1≡6(mod7) なのです。
ま、平たく言えば割った余りが等しいということですが、割るとか余りとかがこれまでの規則を破る可能性もあるのです。
ちょっとごちゃごちゃ説明しすぎたかもしれません。かえってこんがらがってしまったらゴメンナサイネ。
これで大丈夫ですか?
詳しくありがとうございます!!よくわかりました!助かります!
それなら安心しました。またどうぞ。