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命題の否定について教えてほしいです
命題の否定はaかつbでないと習ったのですが、この問題ではaでないかつbでないになっていると思います。どういうことですか?
307番です
回答
朝 央 さん、こんにちは。初めての方ですね。よろしく。
さて、あなたがいう「この問題ではaでないかつbでないになっている」というのはどこのことでしょうか?
この307の問題は「かつ」でも「または」でもない命題です。
特殊なやつで「すべての何とかについてこれこれが成り立つ」とか「少なくとも1つの何とかでこれこれが成り立つ」「これこれを成り立たせる何とかが存在する」みたいな、「全称命題」「存在命題」と言われる形なんです。
「すべての自然数xについてxは偶数である」は偽。その否定は「ある自然数xは奇数である」「奇数xが存在する」となり、これは真。
「ある自然数xについてxは平方数である」は真。その否定は「すべての自然数xについてxは平方数ではない」これは偽。
ここまではわかりますか?
「すべてのxについて命題pが成り立つ」の否定は「あるxについてはpが成り立たない」となります。意味をよく考えてくださいね。否定になっているのはわかりますか?
「あるxについて命題pが成り立つ」の否定は「すべてのxについてpは成り立たない」ですが、これもよく意味を考えてください。否定されていることはわかりますか?
「命題の否定は『aかつb』でないと習った」そうですが、それは「命題:aかつbである」の否定です。この否定は「aでないか、またはbでない」とも書けますよ。
「命題の否定はaかつ『bではない』と習ったのなら、それは「命題:aでないか、またはbである」の否定になります。
あなたの質問がちょっとうまくつかめなかったので、回答がずれているかもしれませんね。
ずれていたら、あなたの質問をもう少し具体的な例で示してください。
少なくとも307番の問題は「かつ」や「または」の問題ではないように思いますが。
これで大丈夫ですか?これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、具体的にこの問題の「否定」はこうなるのではないですかとか、コメント欄になにか返事を書いてください。ここでは会話型を目指しています。何回でもやりとりしながら納得いくまでおつきあいしますよ。コメント、お待ちしています。
いやいやめっちゃわかりやすかったです。ありがとうございます
めっちゃ…でしたか!お役に立ったようで、よかったです。またどうぞ!