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極値を持つ条件
最初の緑線のところで、なぜ少なくとも1つなんですか?両方+−1はだめじゃないんですか?
また2本目の緑線は最初の緑線の条件が式として表せてないから十分性の確認をしているんですか?教えて下さいよろしくお願いします🙇
回答
モク ロー さん、こんばんは。
①少なくとも1つが1またはー1と言っているのじゃないですよ。少なくとも1つが1またはー1ではないと言っていますよ。
2解が1とー1だったら、そこは定義域外になって、けっきょくf’(x)=0となるxの値がなくなってしまい、絶対極値を持てません。でも少なくとも一方が1かー1でた方がそれ以外(x=pとする)ならx=pでf’(x)=0となるので極値を持ち得ます。2解ともに1でもー1でもなければ、2か所でf’(x)=0となり、これも極値を持てます。「2解がx=±1の場合はダメ。それ以外なら可能性はある。とりあえず少なくとも1個が1やー1でなければ定義域内でf’(x)=0となるxの値が存在することになり、これが極値をもつための必要条件だ!」ということなんです。
②そうです。その前までは±1に関係なく、ただ2実数解を持つというだけで進めてきました。その条件でもとまったaの範囲の中で「禁止されている『2つの解が1とー1』ということが起こりうるかを調べています。起こらないと分かったので、必要条件は必要十分条件に昇格しました!
これで大丈夫ですか?コメント欄になにか返事を書いてください。よろしく。