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式と曲線
〇数C 171
X,Yの関係式を導出するところまではわかったのですが、相加相乗で範囲を出すところあたりから思考回路がわかりません。軌跡を求める→範囲をださねば→範囲が出しやすい形のXの範囲を出すという思考回路ですか?yは出しにくいから出さないのでしょうか。
また、解説下から
2-4行目が何のための式なのかがわかりません。
回答
北大 受かりたい さん、
双曲線になるところまではOKなのですね。
図形が求まったら、軌跡の限界(範囲)を調べます。解答の6行目より、
$x=\left(r+\dfrac{1}{r}\right)\cos\alpha$
となるので、どう見てもxの範囲がありそうです。そこで相加相乗平均の関係を使いました。
一方、yについては
$y=\left(r-\dfrac{1}{r}\right)\sin\alpha$
ですので、$-\infty < r-\dfrac{1}{r} <\infty$ なので、y方向には制限はつかないですね。
そのあたりのことは解答にかかなくても、式をみて見抜きます。
しかし、この解答ではyについては最後の4~2行目で説明していますよ。
r>0ならもちろん $\dfrac{1}{r}$>0 です。下から4行目の2式(これは上から7行目の式ですね)それぞれにsin α(>0)をかけると出てくる式です。それを一つにまとめてみれば下から3行目になり、タンジェントは0から∞までのあたいを取れますので、$-\infty < r-\dfrac{1}{r} <\infty$ であり、y方向の制限はつかないよ、と言っている(らしい)のです。模範解答として読者に読ませるには、ちょっと説明が足りないですね。
これで大丈夫ですか?
なるほど... では下から3行目は記述には書かなくていいということなんですね 内容も理解できました!ありがとうございます。
どういたしまして!