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整数の証明問題 (2次方程式が整数解をもつ条件)

    Maru Masa (id: 4390) (2025年10月25日17:25)
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    はじめまして🙇‍♀️ 数学IA 整数の証明問題についての質問です。添付画像の解法で間違えている部分を教えていただきたいです。 問題(2)を合同式を使い、場合分けして解こうとしたのですが、a≡3のときmが偶数になることが示せませんでした…。考え方自体が間違っているのでしょうか? よろしくお願いいたします!

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    回答

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2025年10月25日19:06)
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    Maru Masa さん、こんばんは。はじめてのかたですね。よろしく。 a≡3(mod4)のとき2mは偶数にすらなりえないということが分かったのです。 つまりa≡3であるような整数はその2次方程式の整数解にはなりえないということが分かっただけですから、「その2次方程式が整数解を持つとき」にはその整数解は絶対3に合同ではない、ということです。別に「任意の整数が解になる」というような条件ではないので矛盾はしませんよ。 また、(ii)a≡1のところは間違っていますね。2m≡1-4=-3≡1ですね。 ですからa≡1であるような整数解も持たないということです。 この問題は合同式を使わない方がいいかもしれません。 $a^2-4a=2m$ 右辺は偶数だから左辺も偶数。 左辺の4aは偶数だから $a^2$ も偶数。 ということはaは偶数(2の倍数)。 よってa²は4の倍数。 $a^2=4p$ (pは整数)と書けるから、 $4p-4a=2m$ $2(p-a)=m$ p-aは整数だからmは偶数。 (証明終わり) これを合同式を使って記述することはできますが、使った方がきれいだという感覚ならいいですが、それほどでなければ普通に言葉でいいと思います。 あるいは「ポイント」にある通りに $a=4m+r (r=0,1,2,3)$ とおいて、 $x^2-4x-2m=0$ が成り立つためのrの条件からも証明できます。 rは偶数でなければならないということが分かって (4の倍数)ー2m=0よりmは偶数となりますよ。 これで大丈夫ですか? ここでは会話型を目指しています。 これを読んだら、わかったとか、まだこのへんがわからないから説明してほしいとか、下のコメント欄になにか返事を書いてください。返事がないと、せっかく書いたものを読んでくれたのかどうか、書いたものが役に立ったのかどうか、こちらではわからないのです。コメントよろしく。
    Maru Masa (id: 4390) (2025年10月25日21:40)
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    くさぼうぼうさん、ご回答ありがとうございます。 説明を読んで「整数解aをもつ」の意味を履き違えていたことが理解できました。 また、この問題では合同式よりも言葉を使った論証の方がスムーズに解けるのですね!証明まで示してくださりありがとうございます…!今後はこの方針が思いつけるように練習してみます。 合同式を使った解答の方では、 ・整数解aを場合分けして調べ上げた結果、その中でa≡1,3であるような整数は与式の解になりえない ・逆にa≡0,2の場合には、添付画像の通りmが偶数であることが必要と示される ・したがって、与式が整数解を持つ⇒mは偶数 がいえる ……というような論証の流れで、一応この解答でも成立していると考えて大丈夫なのでしょうか? 理解がずれていないか教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2025年10月25日21:57)
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    はい、それで大丈夫だと思います。(「逆に」という言葉遣いはおかしいですが)ちゃんと書くなら「与式が整数解を持つ⇒その整数解はmod4で0または2と合同である⇒mは偶数」となります。お役に立てたならうれしいです。またどうぞ。

    Maru Masa (id: 4390) (2025年10月26日8:22)
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    ありがとうございます! またよろしくお願いします🙇

    くさぼうぼう : (id: 1236) (2025年10月26日8:30)
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    こちらこそ。

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