このサイトはお使いのブラウザでは正常に動作しません。Google Chromeなど、別のブラウザを使用してください。
数学A 確率について
数学A 確率の問題で
(1)1個のさいころを投げるとき、4以下の目が出る確率、また、2個のサイコロを同時に投げるとき、目の和が10以上になる確率を求めよ。
(2)赤玉2個白玉3個の入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、2個とも白玉である確率、また、2個の玉が同じ色である確率を求めよ。
(3)1から100までの100枚の番号札から1枚引くとき、4の倍数が出る確率、5の倍数が出る確率、また、4の倍数or5の倍数が出る確率を求めよ。
という3つの問題の解き方がわかりません。わかりやすく教えてください。
回答
こんばんは。
(1) 1個のさいころの目の出方は6通り。そのうち4以下の目は1,2,3,4の4通り。
よって4以下の目が出る確率は $ \dfrac{4}{6} = \dfrac{2}{3} $ 。
2個のさいころA,Bの目の出方は全部で6×6=36通り。
目の和が10以上になるのは(A,B)=(4,6)(5,5)(6,4)(5,6)(6,5)(6,6)の6通り。
よってその確率は $ \dfrac{6}{36} = \dfrac{1}{6} $
(2) 同じ色の玉でもそれぞれ区別して、5個の玉R1,R2,W1,W2,W3として考えます。
2個の取り出し方は全部で $ _5 C_2 = \dfrac{ 5 × 4 }{2 × 1} = 10 $ 通り。
2個とも白であるのは、W1,W2,W3の3個から2個が選ばれる場合だから $ _3 C_2 = 3 $ 通り。
よって白玉2個を取り出す確率は $ \dfrac{3}{10} $ です。
2個が同じ色というのは2個とも白か2個とも赤か、ですから、「2個とも赤の確率」+「2個とも白の確率」で求まります。
2個とも赤になるのは、R1,R2の場合1つしかないので、その確率は $ \dfrac{1}{10} $ 。
よって答は $ \dfrac{1}{10} + \dfrac{3}{10} = \dfrac{4}{10} = \dfrac{2}{5} $ 。
(3) 1枚の取り出し方は100通り。
1から100までには4の倍数は100÷4=25個あるので、4の倍数の引き方は25通り。
よって、4の倍数を引く確率は $ \dfrac{25}{100} = \dfrac{1}{4} $
1から100までには5の倍数は100÷5=20個あるので、5の倍数の引き方は20通り。
よって、5の倍数を引く確率は $ \dfrac{20}{100} = \dfrac{1}{5} $
でも「4の倍数または5の倍数」というときに25+20をやっては間違い。たとえば20は両方に数えられていて2重になってしまう。
そのような数は20,40,60,80,100の5個。この5個は25個の中にも20個のなかにも入っている。
したがって、4の倍数または5の倍数は25+20-5=40個ある。
よって4の倍数または5の倍数を引く確率は $ \dfrac{40}{100} = \dfrac{2}{5} $
(3)の最後がわかりにくい問題ですね。
これでわかりますか?
これを読んだらコメント欄に、わかったとか、ここまでわかったけどその先がわからないとか書いてください。よろしく。
ありがとうございます!助かりました!この調子で頑張ります!
お役に立てたのかな? またどうぞ。