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数学A 確率について(3)
数学Aの確率のことなのですが、いつも問題を解くときに、PとC、どっちを使うか迷ってしまいます。なにか問題文で見分けるコツはありませんか?
Pのときはこういう問題文で、Cのときはこういう問題文で…。みたいな。
回答
Sherryさん、こんばんは。
アカウントを間違えて違う名前になっていますが、「くさぼうぼう」です。
Pは順列の数、つまり並び方。1番目と2番目が入れ替わったら違うものと見るような場合に使う。リレーの走り順とか、議長と副議長を選ぶとか、そのなかで入れ替わったら違う並びと考える場合はP.
Cは組合せの数、まとめて何個か取り出す。順番はない。リレーの選手を4人選ぶときとか、委員3名を選ぶときとか。選んだものは順番は関係ない。
5冊の本の読み方(読む順)は $ _5 P_5 $ 通り
10冊の本から4冊選んで順に読むときの読み方は $ _{10} P_4 $ 通り
3種類の果物を1列に並べるときは $ _3 P_3 $ 通り
35人の生徒から1名ずつ国語係、数学係、英語係、理科係、社会科係を決めるときの決め方は全部で $_{35} P _5 $ 通り
1から9までの数字から3個を選んで3桁の数を作る時は $_9 P_3 $ 通り
birthdayのアルファベットを入れ替えてできる並びは $_8P_8 $ 通り
5冊の本から読む3冊の選び方は $_5C_3 $ 通り。読む順番は考えていないから。
バイキング料理20種類から5種類を食べる食べ方は、順番を考えるときは $_{20}P_5$ 通り。順番を考えないときは $_{20}C_5 $ 通り
35人の生徒から3人の委員を選ぶ選び方は $_{35}C_3 $ 通り
10個の点から3点を選んで三角形を作る時、三角形は全部で $_{10}C_3 $ 通り
書き出したら切りがないけれど、選ばれたものの中で順番が、あるいは役割が関係する場合はP。順番関係なく選ぶとか同じ役を何人か選ぶようなときはC。
PとCは間違いやすいですね。
さらに発展して、A君とB君が隣り合う、とか、男女交互に並ぶとか、いろいろ応用が出てきます。それぞれ「こういう風に考えれば求められる」という手(定石←わかる?)があるので、しょうがない、覚えましょう。
ま、このくらいで。
また聞いてください。
ここに上げた例で、迷うもの、理解しがたいものなどあれば言ってください。
では、がんばって!
ありがとうございます。今日数Aの赤点だったので、再試です。何か問題を解くときのコツはありませんか?
こつ?やっぱり教材の問題をしっかり理解するまで考えることですね。再試験がんばって下さいね!
再試昨日終わりました!教えてくださった問題が2.3問出てて嬉しかったです。また結果が出たら教えます。分かりやすい回答でわからなかったところがわかってすっきりしました。ありがとうございます。